さて、先日の9874に続き、ベックマン9011もメンテナンスです。
[REDWING 9011 Beckman Black Cherry]
9874の簡単なメンテナンス(「ブーツのお手入れ。 レッドウィング RW9874」参照)に対して、こちらはドレスシューズ寄りのメンテナンスをして行きます。
と、その前に重要な「眺める」タイムです。
ヴァンプのシワはこんな感じです。
履き始める前に補色していた左のつま先の色が薄くなってきていますね。
ここは毎回補色して徐々に色を濃くして行く必要がありそうですね。
バックスタイルはこの通り。
ヒールカウンターの上からくるぶしに向けて入る深いシワが大好きです。
クォーターも良い感じにクタってきています。
この感じたまりません。
その他細部まで一通り「眺める」タイムを楽しんだらいよいよ「磨く」タイムです。
さて、今回用意したメンテナンスグッズはこちらです。
シューツリー
ステインリムーバー(M.モウブレイ)
ブラシ灰(ペダック)
ブラシ黒(ペダック)
ブラシ小(どこでも売ってるやつ)
ペネトレイトブラシ(M.モウブレイ)
デリケートクリーム(M.モウブレイ)
シュークリーム レッドマホガニー(M.モウブレイ)
シュークリームブラック(M.モウブレイ)
シュークリーム ニュートラル(コルドヌリ アングレーズ)
ソールワックス(M.モウブレイ)
ウェス(着古したTシャツを切ったもの)
ブロア(カメラ用品)
9874に比べてとても多くなってしまいました。
どれもこれもドレスシューズ用にいつも使っているもので、買い足したのはレッドマホガニーのシュークリームくらいですね。
初めて買ったシュークリームがメルトニアンだったのもあり、シューケアグッズはモウブレイが中心になっています。
さて、まずはレースを外します。
この時点でシューツリーを入れます。
普段は入れていませんが、シワの中までキレイにしたいのでメンテナンスの時だけシューツリーを入れます。
入れた方がしっかりするので、ブラッシングやクリームの塗布がしやすくなりますね。
そして恒例の、、、
出ました、隙間のホコリ!
これをブロアでシュポシュポ。
ブラシ小も使ってホコリを払います。
ここをキレイにすると達成感がありますよね。
その後、ブラシ黒を使って全体をブラッシング。
ウェスにステインリムーバーを染み込ませて全体を拭きます。
拭いた後は汚れや前に塗ったクリームなどが落ちてマットな表面感になります。
この状態でデリケートクリームを塗って保湿します。
デリケートクリームの塗布にはホコリ落とし用のブラシ黒を使っています。
デリケートクリームは油分がないので、ブラシは乾けば元通りになります。
むしろデリケートクリームの栄養を吸収して、購入から10年経った今サラサラのフサフサに育ってきている気もします。
デリケートクリームが乾いたらいよいよ補色です。
細かいキズには近似色のレッドマホガニーを塗ります。
そしてここ。
色の薄い左のつま先はブラックを塗ります。
このブラックチェリーという色はよく見ると赤の上に黒を重ねたような色なので、その黒が薄くなっている部分がこのように明るく見えてしまいます。
逆に色を重ねることによって独特の深い色合いになっているようですので、この薄い部分には自分の手で黒を重ねて行きます。
シュークリームはペネトレイトブラシを使ってほんの少し表面に乗せるように塗ります。
(このペネトレイトブラシ、昔はモウブレイブランドなんて付いていなかったはず。靴屋のケア用品コーナーに裸でゴロゴロ置いてあった記憶が。)
で、ブラックのシュークリームを塗ったのがこちら。
この状態で定着するまで少し置いた後、ブラシ灰でなじませます。
このブラシ灰は10年間シュークリームをなじませるのに使い続けたため、油分の多いクリームが毛一本一本をコーティングし、ブラシ黒とは逆にモッサリ、コッテリしています。
そのため何も付けなくてもこのブラシでブラッシングするだけで、靴がツヤツヤになります。
もう絶対に手放せない宝物ですね。
なじませた後がこちら。
光源位置が悪くて分かりづらいですが、薄っすら黒が乗って少し目立たなくなりました。
これを繰り返して徐々に周りと同じ色合いを目指します。
そしていよいよコルドヌリ アングレーズのニュートラルを塗って仕上げて行きます。
このクリームにはミツバチから採れるビーワックスが入っていて、自然な光沢が得られます。
ドレスシューズだと少し物足りない光沢の出方ですが、ベックマンにはちょうど良い感じになると踏んで使ってみます。
また、新潟の名店ノーザンアイランドさんでもベックマンにはコルドヌリ アングレーズを勧めています。
そして何よりこのクリーム、匂いが良い!
それだけでこのクリームを使いたくなってしまう、ハチミツのような甘い香り。
自分のは何年も前の旧いデザインのジャーですので、お探しの際はお気を付けを。
ペネトレイトブラシでクリームを全体に伸ばしブラシ灰でしばらくブラッシングするとこのようになります。
(ピンぼけ。。。)
ギラギラしすぎない上品でコクのある光沢。
そして辺りに立ち込める甘い香り。
達成感も相まって、夢のような恍惚感に包まれます。
最後はソールのレザー部分にソールワックスを塗って、
レースを通したら完成です!
ブーツのメンテナンスと道具の説明が入り混じって非常に読みづらい内容になってしまいましたが、これが自分のベースのメンテナンスです。
雨でシミができたり、汚れが蓄積されてくれば水洗いなんかもする予定ですが、それはまたその時にでも紹介しますね。
例によってワークブーツに対して過剰なケアだというご意見はご容赦お願いします。
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9874の簡単なメンテナンス(「ブーツのお手入れ。 レッドウィング RW9874」参照)に対して、こちらはドレスシューズ寄りのメンテナンスをして行きます。
と、その前に重要な「眺める」タイムです。
ヴァンプのシワはこんな感じです。
履き始める前に補色していた左のつま先の色が薄くなってきていますね。
ここは毎回補色して徐々に色を濃くして行く必要がありそうですね。
バックスタイルはこの通り。
ヒールカウンターの上からくるぶしに向けて入る深いシワが大好きです。
クォーターも良い感じにクタってきています。
この感じたまりません。
その他細部まで一通り「眺める」タイムを楽しんだらいよいよ「磨く」タイムです。
さて、今回用意したメンテナンスグッズはこちらです。
シューツリー
ステインリムーバー(M.モウブレイ)
ブラシ灰(ペダック)
ブラシ黒(ペダック)
ブラシ小(どこでも売ってるやつ)
ペネトレイトブラシ(M.モウブレイ)
デリケートクリーム(M.モウブレイ)
シュークリーム レッドマホガニー(M.モウブレイ)
シュークリームブラック(M.モウブレイ)
シュークリーム ニュートラル(コルドヌリ アングレーズ)
ソールワックス(M.モウブレイ)
ウェス(着古したTシャツを切ったもの)
ブロア(カメラ用品)
9874に比べてとても多くなってしまいました。
どれもこれもドレスシューズ用にいつも使っているもので、買い足したのはレッドマホガニーのシュークリームくらいですね。
初めて買ったシュークリームがメルトニアンだったのもあり、シューケアグッズはモウブレイが中心になっています。
さて、まずはレースを外します。
この時点でシューツリーを入れます。
普段は入れていませんが、シワの中までキレイにしたいのでメンテナンスの時だけシューツリーを入れます。
入れた方がしっかりするので、ブラッシングやクリームの塗布がしやすくなりますね。
そして恒例の、、、
出ました、隙間のホコリ!
これをブロアでシュポシュポ。
ブラシ小も使ってホコリを払います。
ここをキレイにすると達成感がありますよね。
その後、ブラシ黒を使って全体をブラッシング。
ウェスにステインリムーバーを染み込ませて全体を拭きます。
拭いた後は汚れや前に塗ったクリームなどが落ちてマットな表面感になります。
この状態でデリケートクリームを塗って保湿します。
デリケートクリームの塗布にはホコリ落とし用のブラシ黒を使っています。
デリケートクリームは油分がないので、ブラシは乾けば元通りになります。
むしろデリケートクリームの栄養を吸収して、購入から10年経った今サラサラのフサフサに育ってきている気もします。
デリケートクリームが乾いたらいよいよ補色です。
細かいキズには近似色のレッドマホガニーを塗ります。
そしてここ。
色の薄い左のつま先はブラックを塗ります。
このブラックチェリーという色はよく見ると赤の上に黒を重ねたような色なので、その黒が薄くなっている部分がこのように明るく見えてしまいます。
逆に色を重ねることによって独特の深い色合いになっているようですので、この薄い部分には自分の手で黒を重ねて行きます。
シュークリームはペネトレイトブラシを使ってほんの少し表面に乗せるように塗ります。
(このペネトレイトブラシ、昔はモウブレイブランドなんて付いていなかったはず。靴屋のケア用品コーナーに裸でゴロゴロ置いてあった記憶が。)
で、ブラックのシュークリームを塗ったのがこちら。
この状態で定着するまで少し置いた後、ブラシ灰でなじませます。
このブラシ灰は10年間シュークリームをなじませるのに使い続けたため、油分の多いクリームが毛一本一本をコーティングし、ブラシ黒とは逆にモッサリ、コッテリしています。
そのため何も付けなくてもこのブラシでブラッシングするだけで、靴がツヤツヤになります。
もう絶対に手放せない宝物ですね。
なじませた後がこちら。
光源位置が悪くて分かりづらいですが、薄っすら黒が乗って少し目立たなくなりました。
これを繰り返して徐々に周りと同じ色合いを目指します。
そしていよいよコルドヌリ アングレーズのニュートラルを塗って仕上げて行きます。
このクリームにはミツバチから採れるビーワックスが入っていて、自然な光沢が得られます。
ドレスシューズだと少し物足りない光沢の出方ですが、ベックマンにはちょうど良い感じになると踏んで使ってみます。
また、新潟の名店ノーザンアイランドさんでもベックマンにはコルドヌリ アングレーズを勧めています。
そして何よりこのクリーム、匂いが良い!
それだけでこのクリームを使いたくなってしまう、ハチミツのような甘い香り。
自分のは何年も前の旧いデザインのジャーですので、お探しの際はお気を付けを。
ペネトレイトブラシでクリームを全体に伸ばしブラシ灰でしばらくブラッシングするとこのようになります。
ギラギラしすぎない上品でコクのある光沢。
そして辺りに立ち込める甘い香り。
達成感も相まって、夢のような恍惚感に包まれます。
最後はソールのレザー部分にソールワックスを塗って、
レースを通したら完成です!
ブーツのメンテナンスと道具の説明が入り混じって非常に読みづらい内容になってしまいましたが、これが自分のベースのメンテナンスです。
雨でシミができたり、汚れが蓄積されてくれば水洗いなんかもする予定ですが、それはまたその時にでも紹介しますね。
例によってワークブーツに対して過剰なケアだというご意見はご容赦お願いします。
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by single_speed
| 2013-01-26 12:04
| RedWing 9011